病院に通っているけれどよくならないのはなぜ?
身体の痛みがあって、毎日病院に通っているけれど、一向に良くならない、そんな悩みの相談を受けることは意外と多いです。
これはなぜなんでしょうか?
以下の理由が考えられます。
ケガ(病気)ではない、または治っている
一番に考えられるのは、ケガや病気の症状ではなかった、もしくは、ケガや病気自体はすでに治っているケースです。
痛みや不快感などの症状は、ケガや病気に由来するものと、そうでないものに分かれます。
しかし、特に半年以上経過した痛みは、元々のものなのか、そうでないのかを脳が判別できないことがあります。
交通事故の示談などが半年を目安にしているのもそのためです。
何処かがどうしようもなく悪いんじゃないか?という悩みから解放されるだけでも、痛みがかなり軽減する場合もあります。
ケガや病気以外の不調は、不定愁訴ともいう
鍼灸でよく使われる言葉ですが、不定愁訴という言葉があります。
ケガや病気ではないが、身体の不調があるものを指します。
長年通っていても解決しない、毎日通っているのに解決しない場合は、不定愁訴かもしれません。
別のアプローチを検討してみるといいでしょう。
「でも、病院で○○損傷とか、○○病って診断されたけど・・・」
っていうケースも多いですよね。
それは、こういうことです。
病名がないと、健康保険が使えないから
よくわかんない不調に使える健康保険ってないんです。
なので、○○病じゃないにしても、何らかの病名をつけて治療を受けているケースがほとんどだと思います。
したがって、本来そうじゃない○○病、○○損傷というケースで長期間通院していて、
「私は○○病と言われて病院に通っているけど治らない」
みたいな事が起こるんですね。
健康保険の限界問題
一般的に、長期間病院に通っている場合、難病や重病ではない場合は↑の図のように、健康に深刻な影響はないという区分になります。
数の上でも圧倒的に多いですよね。
その分、一人一人の補償は薄くなります。
一番人数が多いところに手厚くやりすぎると、命に係わる人たちにたいしての予算が足りなくなるので致し方ないところです。
※医療費は年々増大しています。
日本の国家予算は2021年で100兆円ちょいです。
一方、医療費は2018年で43兆円と、医療が国家予算を大幅に圧迫しているのがわかりますよね。
したがって、じゅうぼゆじゃない人たちに手厚く医療を行うというのは難しいので、健康保険での対応は最低限にならざるを得ません。
病院でよくならない場合の対応
上記でまとめたように、病院でよくならない場合、
・けがや病気ではないため
・健康保険での対応では不足のため
という事が考えられます。
これらに対しては、
1,セルフケア
2,生活習慣の見直し
3,治療院の変更
が有効だと思われます。
生活習慣やセルフケアを自前で構築できている方は、すでに良くなっていると思いますので、
それらを同時に提供できるような整骨院、鍼灸院、マッサージ院、整体院などを捜すとよいと思います。
4F整骨院・鍼灸院はどうなの?
4F整骨院、鍼灸院はどうなの?といいますと、法律上の問題で治ります!改善できます!とは言えません。
※医療の国家資格者は、無責任な煽り文句の使用を禁止されています。
しかし、来院されている患者さんの傾向は、このような、病院で見てもらっていたがよくならない、というたぐいの来院、相談が最も多い状況です。
○○を改善したい!よりも、今やってることを続けていていいの?というご相談の方が多いくらいです。
また、当院以外の施術所や、ケアがよいと判断した場合は、積極的に他の治療院や医療機関を紹介しています。
どんな手段、どこの誰が対応してもよいから皆様のお悩みを解決したい
当院はそう考えています。
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