診断名と治療は別

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ストレートネック、ヘルニア、○○神経痛、みたいないわゆる診断名をもってお身体の不安を訴えるケースにまま遭遇しますが、実際の症状や治療はまた別なことがあるという話です。

ケース1、ストレートネック

学生時代はそんな診断うけて無かったのに、社会人になったとたんにストレートネックって言われるケースは割合に多いです。

最近だとスマホ首という言い方もされますね。

日常の姿勢や使い方によってレントゲン上でそれっぽく見えている場合と、実際に形状がそうなっている場合がありますが、臨床上は前者の方が多いです。

ただ、診断名が付くと後者っていうイメージがついてしまいがちです。

また、診断当時の症状と現在の症状が一緒かどうかという問題もあります。

背中や前側にアプローチして、痛い場所に触れる前に解決していることもままありますし、何をやっても変わりにくい場合もあります。

変わりにくい場合は色んな所に転院しまくって結果余計大変みたいなこともあるように思います。

 

ケース2、ヘルニア

ヘルニア≒腰の痛み、という風潮はだいぶなくなってきましたが、未だにそう思われているケースがまれにあります。

ヘルニア自体は症状が出ているかどうかとはあまり関係ありません。

椎間板が飛び出ていれば、画像初見上はヘルニアと診断されます。

特に腰痛を持っている人ほど、診断と痛みを繋げて考えがちです。

実際そういうケースもありますが、そうでないケースもかなり多いので、「今の症状」がヘルニアかどうかは毎回検査で分けておく必要があります。

違法広告でも出していない限り、病院のように画像診断は出来ませんが、徒手や臨床症状でふるいにかけていきます。

 

ケース3、神経痛

神経痛自体は病気というよりも症状の側面が多いです。

病気やケガでも発症しますが、冷えなどでも起こります。

なので、なにがしかの病気やケガに関連があるかどうかを精査した後に対処することになります。

緊張や冷えで起きている場合はシンプルですが、そうでない場合は病院での検査をしたほうがいい事もあります。

よって、病院に紹介をするという選択肢は、まともな整骨院は必ず持っています。

 

 

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